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IndeedとSNS広告の使い分けで応募数を最大化
2025.7.31

はじめに
採用活動において、「求人広告を出しても応募が集まらない」「応募数はあるが、質が低くて採用につながらない」といった課題を抱えている企業は少なくありません。特に若年層やZ世代の採用においては、従来型の求人媒体だけではリーチが難しいのが現状です。
そこで注目されているのが、Indeed広告とSNS広告の併用による採用活動です。求職者の行動が多様化する今、求人検索エンジンとSNSをうまく使い分けることで、応募数と質の両方を高めることができます。
そこで、今回本記事では、IndeedとSNS広告の違いと役割、そして効果的な組み合わせ方について詳しく解説します。
Indeed広告とSNS広告の違い
まずは、それぞれの広告の特徴を整理しましょう。
Indeed広告は、求職者が自分から仕事を探しているときに利用する「求人検索エンジン」で表示される広告です。求人を探している顕在層に直接アプローチでき、クリック課金型(CPC)で費用が発生するため、効率的に応募を集めやすいのが特徴です。特に、アルバイトや中途採用など「今すぐ働きたい人」にリーチするのに向いています。
一方で、SNS広告(InstagramやTikTokなど)は、ユーザーが仕事を探していないタイミングでも、動画や画像を通して企業や仕事の魅力を訴求できる広告です。認知拡大や興味喚起を目的としており、潜在層へのアプローチに強みがあります。SNS広告は視覚的な訴求力が高く、企業の雰囲気や働く人の魅力を直感的に伝えられるため、ブランド認知や応募前の印象形成に効果的です。
つまり、Indeed広告は「今すぐ働きたい人の応募獲得」に強く、SNS広告は「まだ応募を考えていない人への認知や興味づけ」に強いという違いがあります。この特性を理解した上で、両者をうまく組み合わせることで、採用活動の効率と効果を最大化することができます。
SNS広告でアプローチすべき理由
特に若年層やZ世代は、求人媒体よりもSNSから情報を得る割合が高い傾向があります。
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InstagramやTikTokで仕事の裏側やリアルな職場の雰囲気を見て興味を持つ
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「バイト探し」という行動の前に、企業や業界への親近感を形成する
SNS広告では、画像や動画を使って視覚的に魅力を伝えられるため、「働く自分の姿」をイメージしやすくなるのが大きなメリットです。
IndeedとSNS広告を併用するメリット
① 認知 → 興味 → 応募の流れを作れる
SNS広告で企業や仕事への興味を喚起し、Indeed広告で「応募」という行動につなげます。顕在層だけにアプローチするよりも、母集団形成の幅が広がるのが特徴です。
② クリック単価の最適化
SNS広告で興味を持った人がIndeedで求人を検索すると、クリック率や応募率が向上します。結果的に、Indeedの広告費用対効果(CPC・CPA)が改善します。
③ 求職者との接点を増やせる
SNS広告は拡散性が高いため、フォロワー以外にも情報が届きやすく、認知の広がりが早いという利点があります。
効果的な使い分けのポイント
1. SNS広告:ブランド・雰囲気を訴求
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職場紹介や社員インタビュー、仕事のやりがいなど、ビジュアル重視で発信
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TikTokやInstagramリールを活用し、短尺動画で雰囲気を伝える
2. Indeed広告:募集要項・条件を明確に
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求職者が検索するキーワードに合わせて求人原稿を作成
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職種・勤務地・給与・働き方をわかりやすく提示する
3. SNSからIndeedへの導線を作る
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SNS広告内にIndeedの求人リンクを設置
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企業の採用サイト(オウンドメディア)経由でIndeedの応募フォームにつなげる
まとめ
Indeedは「今すぐ働きたい人」に強く、SNS広告は「働く可能性のある人」に強い。
どちらか片方だけでは、採用効率は最大化できません。
◎SNS広告で認知・興味を広げる
◎Indeed広告で応募・採用へつなげる
この組み合わせこそが、現代の採用マーケティングにおいて最も効果的な手法です。
Indeedの運用代行をお考えの企業担当者様は、ぜひ一度人財企画までご相談下さい!採用のプロ集団が、採用活動のサポートを全力で行います。