Indeedの応募ゼロを防ぐ!求人のNGワードと改善例10選
2025.5.22

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はじめに
「Indeedに求人を掲載したのに、まったく応募が来ない…」
「クリックはされているのに、応募が1件もない…」
こうした悩みは、求人原稿の“言葉選び”が原因になっているケースが多くあります。求職者は、タイトルと数秒のスクロールで「応募するかどうか」を判断しています。そのため、何気ない表現が応募を遠ざけている可能性があるのです。
そこで、今回本記事では、Indeedの求人原稿におけるNGワード10選と、それぞれの改善例を紹介します。言い回しを変えるだけで、クリック率・応募率が劇的に改善することもあるため、ぜひ参考にしてください。
NGワードが応募を遠ざける理由
求職者がIndeedで求人を探す際、1つの検索結果に表示される求人は数十件にも及びます。その中でクリックされ、さらに応募に至るためには、「安心」「信頼」「魅力」を短時間で伝える必要があります。
しかし、以下のような言葉や表現は、不安・不信感・面倒さを連想させ、応募をためらわせてしまうのです。
応募を遠ざけるNGワード&改善例10選
NG①:「アットホームな職場です」
なぜNG?
→ 実態が見えず、ブラック企業がよく使う常套句と疑われがち。
改善例:「20~30代が中心の穏やかな雰囲気。お昼はみんなで雑談しながら休憩しています」
NG②:「やる気のある方歓迎」
なぜNG?
→ 抽象的すぎて応募者が“自分には向いていないかも”と感じやすい。
改善例:「未経験でも、接客や人と話すことが好きな方を歓迎します」
NG③:「ガッツリ稼ぎたい方にオススメ」
なぜNG?
→ 体育会系・ハードなイメージが先行し、応募のハードルが上がる。
改善例:「月収25万円以上も可能!インセンティブ制度ありで収入安定」
NG④:「即戦力募集」
なぜNG?
→ 経験者のみが対象と誤解され、未経験者の応募が減る。
改善例:「経験者優遇!未経験の方も丁寧に研修いたします」
NG⑤:「頑張り次第で昇給あり」
なぜNG?
→ 昇給の基準が曖昧で、「結局昇給しないのでは」と不信感を持たれる。
改善例:「3か月ごとの評価制度で昇給チャンスあり/実績多数」
NG⑥:「やりがいのある仕事です」
なぜNG?
→ 求職者にとっては抽象的で主観的な表現。具体性が乏しい。
改善例:「お客様からの『ありがとう』の声がやりがいにつながります」
NG⑦:「能力に応じて給与決定」
なぜNG?
→ 初任給が曖昧で、条件が不明確と捉えられる。
改善例:「月給22万円スタート(試用期間中も同額)+成果に応じた手当あり」
NG⑧:「常に成長できる環境です」
なぜNG?
→ 求職者にはプレッシャーに感じられることも。働き続けるのが大変そうと誤解されがち。
改善例:「業務に慣れたら、スキルアップ研修も用意。焦らずステップアップ可能」
NG⑨:「未経験者歓迎(ただし経験者優遇)」
なぜNG?
→ 表現に矛盾があり、未経験者が遠慮してしまう。
改善例:「未経験でも安心してスタートできます。経験者には別途手当あり」
NG⑩:「楽しい職場です」
なぜNG?
→ 楽しさの内容がわからず、説得力に欠ける。やや曖昧な表現。
改善例:「イベントや歓送迎会もあり、スタッフ同士の仲が良い職場です」
文章を“求職者目線”に変える
NGワードの共通点は、「曖昧」「主観的」「押しつけがましい」という点です。
改善のためには、事実ベースの具体的な表現に置き換えることがポイントです。
例えば:
-
「働きやすい」→「週3日・1日4時間~OK」「有休取得率90%」
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「アットホーム」→「入社1年未満のスタッフ多数」「年齢層20~40代」
こうした記述によって、求職者が“自分が働く姿”をイメージしやすくなり、応募率が上がるのです。
まとめ
Indeedのような求人検索サイトでは、言葉ひとつで応募数が変わるのは珍しくありません。だからこそ、応募を増やすには「読んで納得できる言葉」「安心感のある表現」を選ぶことが大切です。
求人原稿は企業の「第一印象」。
求職者の不安を取り除き、応募への一歩を後押しできる原稿作りを目指しましょう。
Indeedの運用代行の依頼をお考えの企業様は、ぜひ一度人財企画までご相談下さい!