Indeedの無料掲載でも応募は来る?無料と有料の違いを解説
2025.5.21

目次
はじめに
「なるべく採用コストを抑えたいけれど、無料で出せる求人サイトって意味あるの?」
「Indeedって無料でも応募が来るって聞いたけど本当?」
多くの企業がこのような疑問を持ちつつも、実際にどう運用するべきか判断に迷っています。Indeedは無料でも掲載できることが大きな特徴ですが、「無料=応募が来る」というわけではありません。
そこで、今回本記事では、Indeedの無料掲載と有料広告(スポンサー求人)の違いを明確に解説し、どんな企業がどちらを選ぶべきか、そして無料掲載で成果を出すためのポイントについても詳しく紹介します。
Indeedの仕組みとは
Indeedは、日本国内でも月間訪問者数が数千万人規模の求人検索エンジンです。Googleの求人版のような仕組みで、求職者が検索したキーワードに合致する求人情報を自動で一覧表示します。
企業は2つの方法で求人を掲載できます:
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無料掲載(オーガニック求人)
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有料掲載(スポンサー求人)
どちらもIndeedのプラットフォーム上で表示されますが、見られる場所・頻度・クリック率に大きな違いがあります。
無料掲載とは
Indeedの無料掲載(オーガニック掲載)は、求人情報の掲載に一切料金がかからない方法です。掲載企業がIndeedの「採用ページ」から求人情報を入力し、審査を通過すれば公開されます。
無料掲載のメリット
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初期費用ゼロ・運用コストゼロ
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自社ホームページがなくても掲載できる
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スピーディーに掲載可能(最短即日)
無料掲載のデメリット
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検索結果の下位に表示されやすい
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競合が多いエリア・職種では埋もれる
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表示順位のコントロールができない
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応募者数が読みづらい・安定しにくい
特に、都市部や人気職種(事務職、飲食など)では、同業他社の有料広告に押し出されて、無料掲載の求人は目に入りにくい状況になるケースが多いです。
有料掲載(スポンサー求人)とは
有料掲載は、クリック課金型(CPC)の広告形式で、「スポンサー求人」として検索結果の上部や目立つ位置に表示される仕組みです。
有料掲載のメリット
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検索上位に表示されやすく、クリックされやすい
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広告費をかけた分だけ、応募数を増やしやすい
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表示回数やクリック率などのデータが取得可能
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応募獲得のスピードが速い(急募に対応しやすい)
費用の目安
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1クリックあたりの単価:約15〜200円(職種やエリアにより変動)
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月額予算の目安:3万円〜10万円以上
Indeedでは「広告費を払えば表示される」のではなく、キーワードとの関連性や原稿の質も評価されるため、上位表示されるかは運用のスキルに左右されます。
無料掲載で応募を集めるための3つのコツ
① 求職者の検索意図に合ったタイトルをつける
Indeedでは求職者が入力する検索キーワードとタイトルの一致が非常に重要です。
良い例:
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【未経験OK/週3日~】カフェのホールスタッフ/駅チカ・履歴書不要
職種名、勤務条件、歓迎要素などを具体的に入れましょう。
② 原稿を「スマホで読みやすく」工夫する
Indeedの利用者の約7割以上がスマートフォンからアクセスしています。
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適切な改行、箇条書き
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タイトル・見出しを使って構成を明確に
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1日の仕事内容や職場の雰囲気を具体的に記載
③ 定期的に更新・修正を加える
無料掲載でも、更新日が新しい求人ほど上位表示されやすい傾向があります。求人内容に変化がなくても、タイトルや写真を少し変えるだけで「新着」として扱われやすくなります。
まとめ
Indeedは「無料でも応募が来る可能性がある」数少ない求人媒体です。ですが、競合が多いエリア・職種では無料だけでは限界があります。
だからこそ、まずは無料掲載で反応を見て、応募が集まりにくい場合は必要に応じて有料掲載へ切り替える。または、無料+有料の併用運用が現実的で効果的な選択肢です。
いずれにしても、原稿の質とターゲットの明確化が何よりも重要です。クリックされても応募につながらなければ、広告費が無駄になります。
Indeedの特性を理解し、適切に使い分けていくことで、費用を抑えつつ効果的な採用活動を実現しましょう。
自社でのIndeed運用に限界を感じている企業様は、ぜひ人財企画までご相談下さい!