- Indeed、Google、しごと検索、広告、戦略、採用
Indeed広告とGoogleしごと検索の違いとは?賢い求人戦略を解説!
2025.7.28

はじめに
求人を出したいと考えたとき、企業がよく候補に挙げるのが「Indeed(インディード)」と「Googleしごと検索(Google for Jobs)」です。どちらもインターネット検索からの集客に強いサービスですが、実は仕組みも効果も全くの別物。それぞれの特徴を理解し、自社に合った求人戦略を取ることが、採用成功への近道です。
そこで、今回本記事では、Indeed広告とGoogleしごと検索の違いを比較しつつ、併用や使い分けのポイント、効果的な求人運用の方法を詳しく解説します。
IndeedとGoogleしごと検索の違い
▶ Indeed(インディード)とは?
Indeedは世界最大級の求人検索エンジンで、日本国内でも月間訪問者数が圧倒的に多いプラットフォームです。求人がクリックされたときに課金される「CPC(クリック課金)」型の広告メニュー(スポンサー求人)が特徴です。
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無料掲載が可能(一定条件あり)
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広告運用により上位表示が可能
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応募数を重視した即効性のある採用手法
▶ Googleしごと検索とは?
Googleしごと検索(Google for Jobs)は、Google検索結果に表示される求人ボックス機能です。たとえば「東京都 事務 求人」などと検索した際、地図や求人一覧が表示される箇所に連動して、求人情報が表示されます。
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Googleに最適化された自社採用ページを持っていれば無料で掲載される
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クリック課金などの料金は不要
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SEO(検索エンジン最適化)によって表示位置が決定
それぞれのメリット・デメリット
● Indeedのメリット
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少額からでも広告出稿ができる(1日数千円〜)
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短期で応募を集めたい場合に有効
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スマホユーザーが多く、スピード感ある採用に強い
● Indeedのデメリット
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無料掲載は表示順位が低くなりやすい
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タイトルやキーワードに制限があり、自由度が低い
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誤った運用で広告費が無駄になるリスク
● Googleしごと検索のメリット
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完全無料でGoogle検索に表示される
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自社サイトへの流入を増やせる(SEO効果あり)
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ブランディングや中長期的な採用に向いている
● Googleしごと検索のデメリット
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掲載には構造化データ対応など技術的設定が必要
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即効性が低く、応募まで時間がかかることも
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求人管理・更新が手間になるケースも
併用戦略
両者を併用することで、「即効性×費用対効果」という両立が可能になります。
▶ 具体的な運用例:
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自社採用ページをGoogleしごと検索対応に整備(SEO対策)
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Indeedで求人掲載+有料広告で露出を増やす
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Indeedからの応募が難しい職種はGoogle検索から拾う
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応募データをもとに、原稿改善・予算調整を繰り返す
このように、「広く浅く→深く狭く」ではなく、「広く・深く」アプローチすることが、今後の採用戦略の主流になっていきます。
■ 自社採用ページの最適化
Googleしごと検索で成果を上げるには、自社採用ページの構造化データ対応やSEO最適化が欠かせません。求職者が実際に見るページが使いにくい・わかりにくいと、いくら検索結果に表示されても応募にはつながりません。
チェックリスト:
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採用ページがスマホ対応しているか
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求人情報が定期的に更新されているか
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構造化データ(JSON-LDなど)を正しく実装しているか
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応募フォームがわかりやすく、簡単に送信できるか
このような技術的サポートを受けたい場合は、Indeed運用と同時に採用ページの整備も行う求人マーケティング専門会社の活用がおすすめです。
まとめ
Indeed広告とGoogleしごと検索は、どちらも「求職者の目に触れる機会を増やす」重要なツールです。しかし、その仕組み・特性・効果の出し方は大きく異なります。
自社の採用課題や予算、期間に応じて、片方だけでなく、両者の特性を理解したうえで併用戦略をとることが最も効果的です。
Indeedの運用代行をお考えの企業様は、ぜひ一度人財企画までご相談下さい!