公開日:2023.06.28
最終更新日:
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面接で問題解決能力を見抜く方法
採用プロセスの中でも重要な要素の一つが、候補者の問題解決能力の正しい評価です。
企業にとって問題解決能力を持つ人材を採用することは、成功に欠かせませんからね!
しかし、問題解決能力は主観的な要素であるため、面接で客観的に評価するのは難しいケースもあります。
そこで本記事では、求人の面接において、候補者の問題解決能力を見抜くための効果的な方法をご紹介!
採用担当者さんや面接を担当している方は、ぜひ最後までご覧になっていって下さいね!
質問とシナリオの活用
問題解決能力を評価するためには、適切な質問とシナリオを用意することが重要です。
具体的な状況や課題に関連した質問をすることで、候補者の思考プロセスやアプローチを理解することができます。
以下に、いくつかの例を挙げてみました。
過去の経験に基づく質問
候補者が過去に直面した問題や困難な状況を尋ね、どのように解決したかを詳しく説明してもらいましょう。
その際、候補者がどのような戦略や手法を用いたのか、結果はどうだったのかを尋ねて下さい。
シナリオベースの質問
候補者に特定のシナリオを提示し、それに対してどのように対応するかを考えてもらいます。
例えば、リーダーシップの必要な状況や競合のいる状況など、実際のビジネスの場面に即した質問を用意するほど判断材料にしやすくなります。
問題解決スキルを測る質問
候補者の論理的思考や、分析能力を評価するための質問をします。
例えば、複雑な問題に対してどのようにアプローチするか、情報をどのように整理し判断を下すかを尋ねるなどの方法です。
グループディスカッションの導入
問題を解決するには単独での作業だけでなく、チームでの協力も重要です。
そのため、面接においてチーム演習やグループディスカッションを導入することで、候補者の協調性や問題解決能力を評価することができます。
以下に、チーム演習の導入方法と効果的なポイントをご紹介します。
チーム演習の設計
チーム演習では、候補者同士が協力し、特定の課題やシナリオに取り組みます。
課題は実際の業務に関連しており、候補者が協力して解決する必要があるものとしましょう。
設計時には、課題の難易度やチームの人数、役割分担などを考慮してバランスの取れた演習を用意することを忘れないでください。
役割分担とリーダーシップ
チーム演習では、候補者に役割を割り当てることで、協力やリーダーシップの能力を見ることができます。
チームメンバーが自ら進んで役割を果たし、他のメンバーとのコミュニケーションやタスクの分担を円滑に行うかどうかを観察しましょう。
コミュニケーションと意思決定
チーム演習では、候補者のコミュニケーションスキルや意思決定能力も評価します。
チームメンバー同士の意見の交換や意思決定プロセスを観察し、候補者が他者の意見を尊重し、効果的な意思決定を行えるかどうかを確認しましょう。
ケーススタディの活用
ケーススタディは、実際のビジネスシナリオを用いた問題解決の演習です。
候補者に特定のケースを与え、そのケースに関連する問題や課題を解決する方法を提示してもらいます。
以下はケーススタディの活用方法です。
リアルなケースを想定した課題
候補者にとって、実際の業務に近いケースを用意しましょう。
そして具体的な状況や課題に直面した際の対応策や、解決方法を候補者に考えてもらいます。
分析と提案
ケーススタディでは、候補者の問題解決能力や分析力を測ることができます。
ここでは候補者の論理的思考やデータ分析能力、創造性などを評価するために、適切な質問を投げかけることが重要です。
プレゼンテーションスキル
ケーススタディでは、候補者に解決策や提案をプレゼンテーションする機会を与えます。
候補者のプレゼンテーションスキルやコミュニケーション能力を観察し、的確かつ魅力的にアイデアを伝えることができるかを確認しましょう。
まとめ
問題解決能力は、企業で働く人にとって重要なスキルの一つです。
改めてお伝えしますが、面接で候補者の問題解決能力を評価するためには…
- 質問とシナリオの活用
- チーム演習の導入
- ケーススタディの活用
が効果的です。
適切な方法を選択し、候補者の思考プロセス、コミュニケーションスキル、協調性、意思決定能力などを評価することで、優秀な問題解決者を採用することができますよ!
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